本日は芸術家に向けられた一冊です!
全てのクリエイターに捧げる内容です。
クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST
君がつくるべきもの”をつくれるようになるために
STEAL LIKE AN ARTISTの簡単な内容
著者はアーティストでもあるオースティン・クレオンさんがより創造性を高める為の授業を行ってくれます。
新聞の文字を黒く塗って削り詩を書くというアバンギャルドな作風のアーティストの様です!
この本にも沢山著者の作品が掲載されているので見るだけでも楽しいです。
具体的には芸術家としてのアイデアの出し方や習慣や物事の考え方が極めてシンプルに描かれています。
本のタイトルでもあり一番のテーマとなっているのが盗みです!
10項目の章に分かれているんですが、絵やミュージシャンなどの言葉の引用なども多く1時間あれば読み終えてしまうぐらい気軽に楽しめます!
一応クリエイター専用となってる本ですが別に全ての仕事や生活に応用出来る内容です。
クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST で学んだ事
- 盗みとパクリは全然違う
- ヤバいアーティストほど盗みのプロ
- 創作は自分を知る事に直結する
- 芸術とは削ったり捨てる事でもある
- 場所はどこでも良いし友達もリアルでもネットでも良い
- 好きなものを1つに絞らなくても良い
- なるべくパソコンじゃなくて手を使う
この本は盗みについて異常なほどの執着を感じます!
とりあえず良いと思ったら盗む、しかもなるべく複数のアーティストからコピーする。
オリジナリティーなんて幻想で、「バレない盗作」でしかないと言い切っています。
ここでいうコピーとはそのまま模倣するのでは無くて一度作品を細かく分析分解し手法を真似るという意味でただパクれば良いという簡単な話ではありません。
この考えがあれば恐らくスランプに陥る事はなくなりそうですね!
そこまでの過程で自分の方向性や好きな作品などを知っていく事ができるという魂胆です。
好きな事を1つに絞らなくても例えば漫画が好きで盆栽が好きで卓球が好きで一見バラバラな趣味だとしてもそれをそのままキープすると相互作用が起って面白い方向へ進めるというものです。
場所は住めればどこでも勝負できるし、友達もリアルにいなくてもいくらでもネットで関係を作れるのでそこまで気にしなくても良いという事。
あと地味に共感できたのがパソコンから離れてなるべくフィジカルに寄せたほうがインスピレーションを得やすいという部分です。
私自身もパソコンのキーボードよりハードの機材を触っている方が圧倒的に心地いいですし楽しさを感じています。
指や手を身体を使って創作に取り組む事が一番の近道だと仰っております。
消費文化にはノーを突き付ける事も非常に大切です。
こんな感じで盗めればなんとかなるというテーマでした。
むしろ「アイデアなんて何も思い浮かばないのが普通」みたいなスタンスが気軽で芸術に取組みやすいのかも知れません。
不動産だろーがデパートのレジ業務だろうが全てに応用が効くのでぜひ一度読んでみて下さい!
違うバージョンも出てるのでお試しください↓↓↓
さらにイカレタ漫画が読みたい方はこちらもオススメ↓↓↓




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