今回も映画紹介です!
前回は

今回は
音楽をテーマにした映画のオススメ10選!
音楽をテーマにした音楽映画は意外に少なくて今回は洋画中心にご紹介して行きたいと思います!

王道も入れてますがマニアックな隠れた名作も結構多いので是非見て見て下さい。
ソラニンと坂道のアポロンと少年メリケンサックは入ってませんので予めご了承くださいませ。
4分間のピアニスト
いきなりドイツ映画でかなり重い感じの映画ですがその内容は最高です。
犯罪者の主人公とその圧倒的なピアノの才能に気づいてしまったピアノ講師との物語です。
雰囲気もシリアスでヒリヒリしていてハッピーな空気はほぼ皆無ですが、絶望の淵にいてもピアノだけが支えだった人間が繰り出す最後の4分間の演奏は衝撃的に胸に残っています。
鍵盤じゃない部分を叩いてリズムを産んだり、ピアノ演奏の常識を大きく覆すダイナミックな演奏は見ていて飽きません。
この映像の空気感が本当にたまりません。
あの頃のペニーレインと
この作品は主人公が音楽家というわけでは無く、雑誌ローリングストーンズの記者となってバンドのツアーに同行します。
そこであったバンドのファンの女の子との恋仲っぽくなったりと音楽と青春の切なさが詰まった作品です。
ロックアーティストの日常に密着してるのでロックファンならたまらないと思います。
色気も欲しいワガママな方にはオススメ!
セッション
音楽映画ランキングとかに必ずと行って良いほど上位に上がって来る作品です。
これはドラムにフォーカスしてる映画ですが見てるのは音楽家の情熱です。
ひたすらにスパルタで努力と限界を超えるためだけに注力して行く物語です。
ストーリーは全く覚えてません。
ただリズムの高みを目指して行くだけのムービーです。
ジャンルは音楽映画ですがこれを見て何も感じない人間は居ないと思います。
ドラムの格好良さやグルーブの作り方は本当に勉強になります!
音楽家にとって参考書というか実戦で使えるレベルの内容量の映画です。
みんなが良いと言ってる理由も分かります!
ジェームス・ブラウン 最高の魂 ソウル を持つ男
誰がこの男を否定出来るのか。
僕的にはマイケルジャクソンよりも偉大な人物として捉えております。
とりあえず劇中のサントラが最高過ぎてこれを見て身体が動かない人間は居ないんじゃないでしょうか!?
終わりまでひたすらジェームスブラウンの名言が続いてる感じです。
キングなりの苦悩や痛みが裏には潜んでいたことも明かされています。
この映画を見ればどうして人は踊りたくなるのかが分かるはずです!
善き人のためのソナタ
ベルリンの壁時代ですので非常に政治的にも重い作品です。
政府にとって芸術家がまだ反体制と恐れられていた時代のお話です。
反対体制の疑いがある劇作家の家に盗聴器を仕掛けそこでずっと監視するというまさかのストーリーです。
しかしその盗聴器から漏れてきたピアノの調べが余りにも崇高で美しく政府側の人間の心さえ揺れてしまうという非常に悲しい繊細な物語でもあります。
間違いなくこの映画のテーマは音楽であり芸術の力に気付かせてくれる作品です。
予告見ただけで結構きついっす!
ONCE ダブリンの街角で
こーゆー系のシリーズの走り的な映画です。
似た様な映画がシリーズ化してからちょっと嫌いになってしまったんですが。
この映画は素晴らしかった!
メインとなる主題歌がまず最高に素晴らしくこれを主軸においてストーリーが展開して行くのは最高です。
セッションするシーンも演技では無くガチっぽい雰囲気があって臨場感が違います!
なんか実際に楽器を弾いて歌える役者らしいですね。
そこがこの映画の武器になってるのかも知れません。
本当に一から音楽が作られて行く過程みたいなものを体験することが出来るのです。
特に女性のボーカルのハモリが異常です!
恋愛なんかに頼らなくても全然音楽のみで勝負できる力強い映画だと思います。
BIRD
JAZZのサックスプレイヤーのチャーリーパーカーの生涯を描いた作品です!
JAZZ映画は結構取っ付きにくので敬遠されがちですが名作も多いです。
ジャズの面白さやプレイヤーの苦悩ががっつり詰まっています。
ただ音楽が基本JAZZなのであまり好きじゃない人は間違いなく寝る作品です。
戦場のピアニスト
こちらも政治的背景というかもはや戦争です!
舞台は第二次世界大戦時のワルシャワです。
主人公はユダヤ人のピアニストの実際の体験記を映像化した作品で本当に残酷なまでに戦争下の臨場感が再現されております。
才能のあるピアニストなのに一切ピアノが戦争で弾けなくなりそれでもずっと音楽だけが精神を繋ぎ止めている様な悲惨な状況下です。
ずっとシリアスで重い空気ですが、ロマン・ポランスキー監督の生涯最高傑作と言われてるだけあって観終わった後の喪失感は本当に異常です。
最後ボロボロでほぼホームレス状態になった主人公が「お前は誰だ」と兵隊に問われて「ピアニストだ」と答えるシーンは震え上がる名場面です。
滅茶苦茶キツイんですが最高の映画だと思います。
ブルーに生まれついて
ブルーに生まれついてしまった天才の悲しい生涯です!
JAZZ界のジェームスディーンと呼ばれた男チェット・ベイカーの伝記ドラマになります。
トランペットだけでは無く歌も歌うシンガーなのですがルックスも声色もメロディーも全てが甘いです。
しかしジャズマン特有の薬物依存からガンガン深みにハマって行ってしまいます。
辛く切なくもありますがこんなに色気が溢れてお洒落な映画も無いと思います。
8 Mile
最後はもう仕方ないでしょう!
HIPHOPを映画に落とし込むのは非常に難しく、リアルな音楽だからこそ映画だと何処かで大袈裟感やあり得ないだろうという展開や設定が気になって全く映画に集中出来ないんですが。
8Mileもやりすぎ感はあっても映像の撮り方や質感で臭みを上手く浄化させている非常に稀なHIPHOP映画だと思います。
エミネムが本物のプレイヤーだからこそ醸し出せる臨場感かも知れません。
日本だとどうしても役者を立てる感じになってしまうのでそこはズルいです。
バトルシーンも台本があったとしても今見ても全然カッコイイ映像美だと言えるでしょう!
もしもサイファーがこんな感じで人々の生活に溶け込んでる娯楽の一部だとしてら本当に素晴らしい世界だと思います。
改めて使われているトラックも今聞いてもカッコ良くてビックリしました。
これを見ればとりあえずHIPHOPの大体の雰囲気は垣間見れるかも知れません。
こんな感じです!
王道も入ってますが案外知らないのもあるかも知れません。
かなり考えさせる映画が多いので気軽に見れないかも知れませんが、必ず人生に影響を及ぼす様な力強い映画ばかりのラインナップです!
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