今回も最近読んだこのマンガがすごい!2022年大賞のダークホースをご紹介致します!
前回はこのマンガがすごい!2022年 オンナ編

を紹介しました!
このマンガがすごい!2022年 「オトコ編 」第2位の「チ。-地球の運動について-」
著者 魚豊 が描く漫画
作者を調べて見ましたが過去作品は一切読んだ事が有りませんでした。
しかし魚豊の過去作品のタイトルの中にパンチラインという漫画で少年マガジンで佳作を取っていたのでこれは期待出来そうだと勝手に期待してしまっておりました。
ともかくこの作者の漫画は初めて触れることになります!
「チ。-地球の運動について-」のあらすじ
この漫画は天文学における地動説が1つのキーワードになっております。
まだ宗教色が強く天動説が信じられていた時代に、「地球が自転しているのでは無いか?」と気づいてしまった若者の物語です。
それだけだと普通のお話ですが、この当時天動説に異を唱える者は異端思想として処刑されると言う非常に高いリスクを背負わなければいけない悲惨な時代背景があります。
つまりこっそり隠れて地動説の研究をしなければこの宇宙の心理にはたどり着けないと言うハイプレッシャーの中で進んでいくSF作品のような昔本当にあったっぽい物語です!
このマンガに小学生の頃に出会っていたら私は間違いなく天文学でノーベル賞を受賞していたと思います。
「チ。-地球の運動について-」のメリット
- その当時絶対とされていた宗教を否定してでも証明したい情熱に触れる事ができる
- 地球の尊さを改めて実感できる
- 宇宙の真理を覗き見る事が出来る
- 人間の常識が覆る瞬間に立ち会う事が出来る
- 宗教が人を縛る恐ろしさや当時の時代背景を学べる
- 地動説は当たり前じゃ無いことに気付かされる
- 星や星座が好きな人は間違いない
異端者を取り締まる者達と違反しても地動説を追い求める者の情熱のせめぎ合いがこの本のテーマです!
見つかれば命は無いのにそこまでしてどうしても神の思考を暴きたいが為に信念を曲げない者達の物語です。
この世界の美しさに驚きを隠せません。
地動説なんて超当たり前の法則のように思ってましたが、地球が自転してるなんて確かに非常識な話でありどうやって証明したのかなんて検討も付きません。
地動説という真理の証明は文字通り死に物狂いの証明だったんだと知ると感動します。
感動には人は抗えない事を知りました!
裏表紙には訳の分からない公式めいたものが書かれているイカレタ漫画です。
小学館とは思えない内容で大人やピーターパン症候群の方まで存分に楽しめる事が可能です!
「チ。-地球の運動について-」のデメリット
- 主人公がすぐ死ぬ
- 拷問など残虐なシーンもある
- 子供向けにも書かれているが小学生には難しそう
- 女が出で来ない
- 1巻目以降の展開に期待
まだ一巻しか読んでいないのでこれからの展開次第でゴミになる可能性も御座います。
あと主人公がすぐ死んだので多少の戸惑いは隠せない方もいらっしゃるかも知れません。
こんな感じです。
如何にも少年のロマンの塊のような漫画でした。
個人的には海が走るエンドロールよりは好きかも知れません!
是非読んでみて下さい!
こちらも読みやすいので映画好きな方は是非!
前回紹介したルックバックも興味が沸いたら読んで見てください!
さらにイカレタ漫画が読みたい方はこちらもオススメ↓↓↓




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