本日はいきなり漫画紹介です!
このマンガがすごい!2022の見事第1位を獲得して話題になった。
ルックバック 藤本タツキ
について解説して行こうと思います!
というか既に受賞前からかなりTwitterなどで話題になってましたけどね。
著者 藤本タツキとは
以前少年ジャンプでチェンソーマンを描いていた作者です。
チェンソーマンも読んだ事あるんですが少年漫画らしくバトルが盛り込まれている内容で主人公が悪魔みたいなヤツと合体してチェンソーになる事ができるぶっ飛んだお話です!
あらすじも奇想天外で面白いんですが小3だったらくそハマっていただろうなといった感じで私はちょっと読んで飽きてしまいました。
巻数を重ねていけばまた違うんでしょうが最初の方ではあまりといった印象でした!
ルックバックのストーリー
ルックバックの内容は打って変わってすげー現実的だな!と第一印象思いました。
チェンソーマンのイメージが強かったので序盤で誰が刺されるんだろうと思ってワクワクしていたんですが。
普通の学校の日常からスタートです!

キャラもみんな人間で一匹も悪魔は出て来ないので本当に少年誌で連載してるのか不安になりました。
この本の大きなテーマとなっているのが、
[漫画×創作×情熱 ]です!
田舎町の二人の少女がひたすら漫画と向き合います。
それの何が楽しいの?と言わんばかりの凡庸な内容ですが、そこが藤本タツキ先生の面白さです!
ルックバックの凄さ
全ての何かを作り続けている人にマトをガッチリ絞ってきた漫画です。
放課後の机で夢中で描いた4コマの延長が大人になっても続いている感覚です!
少しマンガが上手くてチヤホヤされいた毎日に自分よりも遥か格上の天才に遭遇し漫画を辞めようとしたり友達と遊んで誤魔化したりもするんですが結局は下手でも作り続ける事を選んで努力して行きます。
年齢が上がるにつれて周囲のゴミどもの雑音も半端ないです。
今ならこんな奴訴訟して社会的に廃人にしますが、小学生でこれ言われたら間違いなく情熱は折れます!
マンガで賞賛を浴びたかったのかただ上手くなりたかったのか、少女は何度も揺さぶられそれでも作る事を辞めません。
小学校からこんな厳しいなんてもう泣きそうです。
ルックバックは表現者に教えてくれる
学年は6年生になり内申書にも書けないマンガをただ描き続けます。
何も起こらないし派手な演出も無くただ没頭するシーンのみが流れて行きます!
このセリフのない描写はでコマを埋めるのは勇気があるしかなり印象に残りました。
人生を捧げるいう行為は本当に美しい光景だと不意に思いたくなる瞬間です。
私的にヤバいと思ったのが天才だと思ってたライバルが膨大な努力の影を直視してしまった場面です!
天才では無くただ絵が好きで上手くなりたい人だったんだと悟るワンシーンが震え上がります。
このマンガは全ての創作活動に携わる者だけを巧妙に刺してくる紙物質のアサシンです!
情熱は時にこんなに人を悲しくさせるのかと実感致しました!
幼少時代が終わるとライバルの子と一緒にタッグを組んで漫画の連載までこなしていきます。
衝撃の展開が待ち受けてるのでもし興味が沸いたら読んで見てください!
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