本日はまたミックスダウンについて考えて行こうと思います!
ミックスダウンを外注におまかせするか。自分で闘うか!
私はどちらもやった事が一応あるので経験談からお話して行こうと思います。
ミックスダウンを自分でやるメリット
金が掛からない
当たり前ですが誰かに外注するとなると平均的な相場で一曲15,000円前後はします。
あくまでも金額は肌感覚ですが、安いところだと5000円でやってくれる所もありますが、

クオリティーの保証が出来ないので大変注意が必要です。
ココナラとかでもありますが、正直ジャンルによってもかなり限られて来るのでHIPHOPだと本当に良いひとに巡り合うのは至難の技です。
歌ってみたみたいのをMIXしたい場合は幾らでもありますね!
自分でMIXすれば己の色をモロに出せる
クオリティーの良い悪いに関わらず自分の持ち味を前面に出す事ができます!
何故なら各楽器のボリュームもリバーブ等のエフェクトも質感もドラムの抜き差しも全て貴方に裁量があるからです!
エンジニアにミックスを外注するときは基本はノーエフェクトでパラデータを渡す羽目になります。
ノーエフェクトの方がコンプやEQなど外してる状態なので全体の調整がし易いからです!
何も色付けされていない裸の音なので自分の好みや方向性はこの段階だと皆無です!
勿論エンジニアに細かく注文すれば近付ける事はプロなんで出来ますが、理想の音が決まっているのにそれをありのまま再現するとなると100%は人間的に無理ですよね!
自分に音が完璧に頭の中で鳴っていて拘りがあるのであればそれは自分で近付けるのがもっとも近道だと思います!
間違えててもやり直しが利く
なんかずっと聴いてたらやっぱりスネアの音色を変えたいと思っていても外注した場合はもうスネアを差し替える事は出来ません。
エフェクトで変化させる事は出来ても限界はあると思います。

その点自分でMIXしてればすぐに前に戻ってデータの差し替えれば済む事です。
ボーカル入れた時にサビ前のバスドラだけ抜きたいとかクソめんどくさい注文も自分で出来るので誰かに説明したりする手間が省けます。
外注する場合はもうコレでほぼ音色は決まってる完成形をエンジニアに渡す必要があります!
必ず自分の肥やしになる
自分でMIXするとなると難しい上に時間も気力も使います!
私の場合だと一曲に結構時間がかかってしまう上に、ミックスも苦手なので本や動画などを参考にしつつ調整していくので、非常にダルいし気も抜けないので苦痛に感じる時も何度もあります。
しかし頑張った分だけ当然次のトラックメイクには活かせますし、新しいアイデアも産まれてきます!
自分の好みを前面に出した唯一無二のオリジナルな音が誕生する事は間違いないです!
勿論品質の保証は全然ありませんが!
SP-404を通せる
外注先のエンジニアがSP-404のようなアウトボードを通してくれるサービスを行なっているなら別ですが。
基本はSP-404を通してMIXなんて聖人君主じゃ無いとしてくれません!
ハードのアウトボードの質感を大事にしてる人はもう自分でやるしかないですね!
ミックスダウンをエンジニアに外注しておまかせするメリット
ひたすら楽
一番のメリットはコレに尽きます!
パラデータを渡して方向性だけしっかりと伝えておけば、後はカップルードルの様に待つのみです!
コレは決して楽したい訳ではなくて、ミックスを任せて浮いた時間を他の作業に全て回す事が出来ます!
一曲でも新しいトラックを作れれば充分に価値がある出費です。
私のように一曲に2週間以上掛かるクズは外注する方がリリースのペースを落とさずに活動する事が出来ます!
細かい修正や説明はしっかりエンジニアとやりとりする事にはなりますがだいぶ余裕が出来ます。
餅は餅屋
勿論エンジニアの腕次第ですが。
尊敬するエンジニアに巡り会えれば自分のミックスダウンよりも飛躍的に完成度が上がって返って来ます!
CDクオリティーの音圧やクリアさを重要視するのであればエンジニアに頼んだ方が早いかも知れません。
確かな腕と良心的な価格でオススメなエンジニアを一人ご紹介しておきます。

第三者的な客観的視点が曲に入る
コレは意外に結構重要かも知れませんが。
自分でミックスすると1から10まで全て自分視点なので、客観性はどうしてもなくなりがちです!
エンジニアがMIXしたものを聴くと自分の癖や新たな発見が沢山あります!

意外にベース出し過ぎてたり、逆にもっとスネアを派手に出しても良いんだとか。
違う目線が曲に入る事により気付きを得て次に活かせたりする利点があります。
一度実験的に外注して自分の欠点を探るのも勉強になるし面白いかも知れませんね!
簡潔にまとめ総評すると
みたいなノリで考えて良いと思います。
どちらもメリットがあるので自分の方向性で選択しましょうー!
コメント